2005-01-02から1日間の記事一覧

「誰でも、自分でも、加害者になりうる」のか

トラバを頂いた macska さんのエントリネオリベラリスティックな衝動に抗して(ミーガン法 Part 4)について。実に実践的な提案が多く含まれ参考になります。 でも同時に、将来の被害者と加害者双方のために被害の発生を減らすための最大限の努力をする責任…

性犯罪者の死刑について(『なぜ少女ばかりねらったのか』)

『なぜ少女ばかりねらったのか』(ASIN:4794208820)の著者、レイ・ワイアは死刑については否定的です。元々イギリスに死刑がないこともありますが、以下のような理由も述べています(p320)。 犯罪者をしばらく檻のなかに放っておいただけで実社会に復帰させる…

レイ・ワイア略歴など(『なぜ少女ばかりねらったのか』)

レイ・ワイア(Ray Wyre)、ティム・テイト(Tim Tate)著、栗原百代 訳『なぜ少女ばかりねらったのか』(ASIN:4794208820)読了。共著ですがレイ・ワイアの視点での記述がメインです。レイの経歴はこの本の冒頭で自伝風に語られます。レイ・ワイアはイギリスの保…