ATOK X で苦悩

Fedora はどうも ATOK X と相性悪いようで色々苦労する。まずデフォルト状態ではマトモに使えない。

  • 変換が無茶苦茶重い。事実上使えない。
  • パネルの文字が化ける。

という具合。これを直すには ATOK X クライアント起動時に libXi.so.6 を LD_PRELOAD して LANG を ja_JP.eucJP にしてやる必要がある(詳細は Fedora Core 1 で ATOK を使う方法 参照)。

また KDE 3.2 環境*1では、

  • 変換候補ウィンドウが開くとフォーカスが持っていかれて確定文字列が失われる。
  • 未確定文字列が間違ったフォント(k16とか)で表示される。

という問題もある。前者は Qt の問題でshin さんとこでパッチ済みの rpm が出ているのでこれを落としてアップデートすると解決した。

後者は今のところ対処方法がない。これも Qt の問題だと思うのだが、KDE 環境で起動した emacs でも同様の現象が出てしまう(GNOME 環境だと大丈夫)。好みの問題もあると思うが(shinさんは平気らしい)僕はちょっと耐えられない。

なお、Mozilla のフォーム入力で変換候補ウィンドウが開くと確定文字列は入力されるものの IM を off にして文字入力できなくなる(on のままなら入力できる)という現象が KDEGNOME の両方で見られたが、Fedora を最新の状態にアップグレードしたら見られなくなった。何が問題だったのかは不明。

*1:すぐにアップデートしてしまったので元々の 3.1.5 でどうだったか未確認。