夢より現実

川俣さんが大いに嘆いています。「Javaとは、未だに究めるべき夢溢れる対象であるのか?」(反語)と。

問題のメルマガのコメントは「〜自分戦略研究所 転職者インタビュー〜 転職。決断のとき 第18回 Javaを捨ててでもWindowsを究めたかった」を受けて@ITの編集者がつけたもので、この記事の中でも JavaWindows へのキャリアシフトは「非常にレアなケース」としています。

僕は Java が「夢溢れる対象」とは思いませんし、@ITの人が言う「Javaを究めたい、Javaを勉強したい」というエンジニアが Java に「夢見て」いるわけでもないと思います。たぶん Java なら「食っていけるから」「求められているから」ということではないでしょうか。フリーでやってる人はともかく、勤め人の IT 技術者って熱く夢を追い求めない人の方が圧倒的に多いですから。

実はそろそろ経済的にヤバくて体調の回復を待てず就職先を探しはじめたところなんですが、やっぱり Java の求人多いんです。例えば ITmedia Jobs で一番求人が多いのは「オープン・Web系」ですが、この中で Java .NET で検索かけると、Java が 243 件、.NET が 77 件、Java .NET で and 検索すると 67 件という結果に。つまりこの業界で今一番身につけてて食いっぱぐれのなさそうな技術が Java (サーバーサイドの)*1だと言えそうです*2

そんなわけで Java を究めたがってる人たちの多くは川俣さんが応援したいタイプの人たち(熱血系)ではない可能性が濃厚なわけで、川俣さん的にはあんまり気にしなくていいのではないかと。。。

サブリミナル効果(←間違い)でチョコレート食べたくなったのでコンビニ行ってきます。


*1:僕はクライアントサイドしか業務経験がないのでビミョー。

*2:ただしこの手の求人数は市場シェアとは比例してるとは限らず、こういうところに求人を出さない大企業では .NET の案件が多いということもありうるかも。