遅々として進まない Fedora Core 2 への移行。なんか今と同じ環境を作るだけでも色々作業が必要な上、今までなかったトラブルも解決しないといけないわけで。。。
今日は懸案の一つ xchat の半角カナ対応(ISO-2022-JP なチャンネルで半角カナ混じりのメッセージを表示できるようにする)を片付ける。Mozilla の変換コードをいじったのがあったのでそれを移植。一応できました。Fedora Core 2 の最新の環境で動作確認しました。せっかくなので公開します。ご利用は自己責任で。
- RPM: http://www.horobi.com/fc/xchat-2.0.7-5rna.i386.rpm
- SRPM: http://www.horobi.com/fc/xchat-2.0.7-5rna.src.rpm
対応は受信のみです。半角カナ等の送信には対応してません。
内部的には iso-2022-jp → EUC-JP-MS → UTF-8 という変換をやってます。EUC-JP ではなく EUC-JP-MS なのはいわゆる機種依存文字(○付き数字とか「トン」とか「ドル」とか「カロリー」とか)に対応するため。
本来 iso-2022-jp なはずの日本語チャンネルでなんでそんなものが必要なのかと言われるとアレなんですが、チャット友達に 2ch らーが多いので半角カナが読めないとコミュニケーションに支障がでるという情けない理由。デフォルトの設定で半角カナを送信してしまうような IRC クライアントはないようですが、どうも雑誌とかで Lime Chat で半角カナを通す設定が普及してしまっていてもはやどうにもできない状況。特に「互換性が高い」とされる設定は一種のバグを利用する方法なので真面目な実装ほど馬鹿を見るという。。。
