大学院生の将来不安

[id:saisenreiha:20050510:1115739161] より:

それよりも、院生自身の「自分は将来、こうなるのではないか」という不安、あるいはそれ以外の人々の博士課程の学生の末路はこうであってもおかしくないという認識が、あの結末と上手く合致していたからでしょう。

その通りだと思います。ていうかそういう事も書こうとしたんですが、煽りっぽくなってきた(自己憐憫が酷すぎるんじゃねーの、みたいな)のでやめました。。。もうちょっと穏やかな意見をご紹介。

[id:alchymia:20050506:1115410028] より:

研究者の人生が甘くないことは、役者やスポーツ選手の人生が甘くないことと何ら変わりありません。大学院に行くということは、役者を目指して劇団に入ることや、プロ野球選手を目指して野球部に入部することと同じです。ほとんどの人は夢破れる世界です。そんなことを悲観しても仕方ありません。

松江の日々より:

僕の先輩にはオーバードクターを経験している方が多く、苦しいアルバイト生活の中、情熱をかけて研究に打ち込んでいる前向きな姿に、大学院生時代の僕も強く感化された。
研究に限らず、プロを目指すなら、そういった意志の強さやハングリー精神も必要だと思う。
そうやって、ひと一倍辛い日々を乗り越えて教官になった人なら、学生に対してもより強く優しくなれるんじゃないかな。