ホワイトバンド云々に関してだけど、マーケッティング的手法をうまく使っていること、焼け石に水の支援じゃなくて世論を梃子にして政策決定を促す点にフォーカスしていること、そしてなによりビジネスとして成り立たせる方向で活動していること、が良いと思って見ていたので、最近みかける批判を読むとなんだかむずがゆい思いをしてしまう。なんていうか、痛みに耐えて頑張ることだけが善いことだと思ってませんか? win-win でやっていければそれに越したことはないでしょうに。
環境問題の多くは貧困に起因する*1というのは『環境危機をあおってはいけない』(ASIN:4163650806)のテーマの一つで、貧しい国をほっとかないのは僕らのためでもあるわけで、善意だとか同情だとか負い目だとかいった感情抜きで、経済合理性だけでも説得力ある話だと思うけどなぁ。
とかいいつつ買いそびれてますが。ホワイトバンド。意思表示のツールという意味では仮性ひきこもりの僕がつけてもあまり意味がないってのもあるけれど。
*1:だから実は先進国が豊かになったことで環境問題は軽減している。
