http://bewaad.com/20050912.html#c34 より:
◆ bewaad (2005-09-13 07:42)
類は友を呼ぶのか、抵抗勢力の巣窟(笑)然してきましたねぇ、当サイト。あらためてスタンスを簡単に示しておきますと次のとおりです。
○今の我が国の政策は総需要不足という最大の問題を放置している点で問題。現在の20代(政策が継続すればそれ以下も)にそのしわ寄せがいっており、真に構造問題(労働生産性の恒常的低下)をもたらしかねない。(輸出増により景況は回復しているが、逆に言えばこれだけの輸出増があるにもかかわらずこの程度の景気回復でしかない。)
○行われている「構造改革」にしても、正しく問題を認識した上での対策にはなっておらず、単に「抵抗勢力」を殲滅すればよいというものでしかない。
○メディアの言説が、現状が悪いのは改革が足りないからだ、というもので占められており、「改革スパイラル」に陥っている。
bewaad.com の関連エントリ:
- 構造改革原理主義の誤りを具体的に指摘してみると # 構造改革で景気は回復していない。現在の景気回復は輸出増によるもので国内需要は未だ低迷。
- リフレ政策に勝算ありや # リフレ政策で景気回復は可能という試算。
- 文科系人間から見た「小泉改革の本質」 # 小泉改革(政府支出の削減)が進むと必然的に景気は悪化する。
画像は僕が勝手に作った抵抗勢力の旗。
追記: ちなみに僕は、
これが抵抗勢力だと言うのなら僕は抵抗勢力シンパかな。経済学は未だによくわからないので自信を持ってコミットメントできないでいるけど。経済学と名の付く本は、稲葉振一郎『経済学という教養』(ISBN:4492394230)、ポール・クルーグマン『良い経済学 悪い経済学』(ISBN:453219010X)、ポール・クルーグマン『 クルーグマン教授の経済入門』(ISBN:4840200017)ぐらいしか読んでないし*1。