恨まれる側の責任

[id:moomin630:20051016] にて「加害者の側に立ちすぎている」のではとのご意見がありましたが、そんなことはないです、ていうかつもりです。。。

確かに一条さんのダメ出しはしてますが、一条さんがダメだから加害者が免責されるとは思いません。単に泥棒にあわないように戸締まりをきちんとしましょうとか、詐欺にあわないようによくわからない契約書にはんこを押さないようにしましょうとか、そういう次元の話をしたつもり。

泥棒や詐欺が悪いことなのは言うまでもないことですが、だからといってルーズに振る舞っていていいというわけではないです。特に性的に奔放な振る舞いは誤解や恨みをまねきがちなんだし、わかっててそうするなら誤解されたり恨まれたりするところまでは自己責任だと思います。悪口言われたり刺されたりはさすがに被害者側の責任ではないですが、誤解したり恨んだりは基本的に相手の頭の中の自由なんだし、その部分をなんとかしようと思ったらコミュニケーションで解決をはかるしかないです。

いや、むしろ性的に奔放に振る舞っても恨まれないような世の中になるべきだ、というのは一理あるんですが、みんながみんな「ルールとマナー」に同意した「大人」とやらになれってのも無茶な話。他人の趣味には互いに口出ししないという意味で自由を尊重しましょう、ということなら今時の自由主義の社会では通用する話ですけど、セックスって相手のあることですから当事者同士になっちゃうと互いにスルーでは済まないですよね。

以上一般論。佐藤君のケースはレイプまがい云々は別にしても、自分の浮気相手の浮気(という認識も勘違いなんだけど)を恨んでいて、逆恨みもいいとこなんですが。でもそこで小室クンと寝ちゃったことに関しては、火に油を注いでるなーっていうか、火は勝手に燃えてるにしてもそこに油を注ぐのはどうなのよ? とは思いました。