うほほ

確かに彼には「うほほ」が似合ってる。イメージ的に。偏見?

しかし、問題はこれが「宮内被告の供述によると」そうだということだ。つまり、堀江氏が実際そう言ったかどうかはまだわからない。今はっきりしていることは、ただ一つ、宮内氏が「うほほ」と言ったということだ。

検察官「そこで堀江は何と言ったんですか?」
宮内「金額を見て大喜びで予算に乗せておけと…」
検察官「もっと具体的に! 具体的に何と言ったのかね!?」
宮内「笑いながら、そんなに儲かるのか、その金額を予算に乗せておきなさい、と…」
検察官「堀江が口にしたそのままの言葉で喋ってもらえないかな! そんなカタい口調じゃないだろう彼は。どう考えても!」
宮内「笑いながら、「そんなにもうかっちゃうの。その金額、予算に乗せといて」と…」
検察官「もっと感情を込めて!」
宮内「(声を裏返して)「そんなにもうかっちゃうの! その金額、予算に乗せといて!」」
検察官「いいねぇいいねぇその調子! で、笑いながらって、どんな笑いだったのよ!?」
宮内「それは、その… う、う、う…」
検察官「恥ずかしがらずに、さあ!」
宮内「う、うほほ!」
検察官「もう一度!」
宮内「うほほ! そんなにもうかっちゃうの! その金額、予算に乗せといて!」
検察官「いいねぇいいねぇすごくいいよ! 宮ちゃ〜ん、これからもその調子で頼むヨ!」

というやり取りを一人妄想しながら家路を急いだ春の夜。