雑学2.0

miyadai_tv さんからトラバ:

どーしてそんなことしますかぁーw?その理由はなんでかな?
(1)やっぱり唐沢はいい加減な奴だと思うから
(2)唐沢は盗用する悪者だけど、何でもかんでも叩けばいいとは思わないから(唐沢は醜いがネットの炎上はもっと醜いから)
(3)単純にトルコ=「純生熱気浴場」かどうか知識として知りたかったからw
練習がてら何か書いてみる

理由などない! ってことはなくて、やっぱりあるか。

(3)が一番近いかなー。(2)というわけでもないけど、せっかくだからちゃんと調べて突っ込めよというのもある。わざわざエントリにしたのは調べもの練習メモを残すため。

しかし、こんなことをやってて思ったのだけど、もはや雑学やるのに博覧強記である必要はないのかなと。雑学的知識というのは専門的な知識を興味本位の俗な視点から切り取って集めるところに妙味があり、人が読まないような本を読んでたり、普通は興味本位ではアクセスしそうにない資料に当たったりするところから価値が出てくるのだけど、ネットで提供されるデータが充実してきた現在では、ある程度のリサーチリテラシーさえあればその辺のブロガーが片手間にできるくらいにはなっている。

そうした知識はあちこちのブログエントリに分散されて記述されるため、それだけでは「雑学」たりえないけど、体系のない知識の集積たる雑学は、体系のなさ故にWeb2.0的仕組みによる自動的集積で十分代替できてしまう。たとえばはてなブックマーク - タグ trivia - をざっと見るだけで、雑学欲は結構満たされてしまうのだ。

トンデモない一行知識の世界  - 唐沢俊一の「雑学」とは -には「これも雑学なのか編」なんてカテゴリもあるけど、ネタに詰まるくらいなら、ネタの集積は自動的なシステムに任せて、一見雑多な知識の集積を独自の視点で体系付けるような芸を見せる、というのが唐沢氏がこの分野で生き残る道だったのかも。って別に死んじゃいないか、今でも。



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