発売日なので買う。『GANTZ(12)』相変わらずわけがわからない。キャラとアイテムが増えるばかりで続くのか? 派手に人が死ぬ戦闘シーンは爽快だがそろそろマンネリ気味か。超能力は爽快感に貢献してないしなぁ。
『ONE OUTS(11)』は中だるみな感じ。A と思わせて実は B! みたいな逆転の快感が甲斐谷忍の売りだけど今回はそれが少な目。大逆転の準備の巻になるのはいいけど、逆転が起こる前に台詞で説明しちゃってるのはちょっと。3人の才能を見抜く理由も弱い。
『銃夢 Last Order(5)』前から気になってるんだけど、なんでペイン大佐がガリィの脳内悪魔みたいになってるんだろ。ガリィとはたいしたエピソードもなかった(ていうか会うなりぶっ殺してるし)のに。もっと因縁が深くて彼の言葉からいろんなエピソードが引き出せるようになってたらいいけど、そうじゃないから二人の脳内会話が理屈としては筋が通っていてもえらく薄っぺらく感じられてしまう。小一時間頭抱えて脳内会話したらとりあえず解決しちゃうような、ガリィの苦悩や覚悟ってそんなもんなんですか? サブキャラの方がリアリティあってなんか板垣恵介の漫画みたいだ。
なんか文句ばっかりですが三冊ともそれなりに楽しみました。それなりに。