スカートの下の劇場をオペラグラスならぬ手鏡で鑑賞なさったとされる*1あの方のために。
井上章一『パンツが見える。 羞恥心の現代史』 は日本におけるパンチラの歴史をまとめたもの。パンチラがエッチなものと考えられるようになったのは比較的最近のことで、1930年代には見せる方も見る方も気にしなかったようだ。というか当時はパンツの普及率の低くてノーパンが当たり前、陰部が見えることもしばしばあったが、女性にそれを恥ずかしがるという感性はあまりなかった、あっても今ほど強くはなかったという。ましてやパンツなら安心って感じで。チラリを求める男性は昔からいたけど見えたのがパンツだとがっかりしたとか。しかし井上章一の文章って酔っぱらったナンシー関みたいな妙な味があって良い。変だけど。
吉岡隆、高畠 克子、ほか『性依存 ― その理解と回復』 は反社会的な性癖を依存症として治療する試みを紹介する本。帯には「SEX から逃れられない 痴漢 盗撮 援交 不倫 風俗 オナニー アダルトサイト 人はなぜ、うしろめたさを感じ、日常の生活を危険にさらしながらも、こうした行為にはまってしまうのだろうか」とあります。しかしやってることは月1万ドルかけてオナニー我慢とかそんな感じ。いいのかそれで? という気もしますが。。。
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*1:勾留質問にて一転否認とのこと。