自爆テロリストの心理

自爆テロの実行犯たちの生い立ちを調査した報告が英科学誌ニュー・サイエンティストに掲載されるそうです。

http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20040513/040512181412.0zrdl0a.html

プリンストン大学エコノミスト、クロード・ベレビ氏が1980年代から2003年までのハマスなどパレスチナの過激派組織の自爆者たちを調べたところでは、パレスチナの貧困家庭は全体の32%だが、自爆者のうち貧しい家庭で育った者の比率は13%にとどまっている。また、高等教育を受けたパレスチナ住民は15%どまりだが、自爆者の場合は半分以上に達している。80−90年代にレバノンでの戦闘で死亡した過激組織ヒズボラのメンバーの場合も同様だという。

貧しい社会の中で恵まれた環境に育った負い目があるからこそ、なんでしょうか。「状況さえ整えば、誰でも自爆テロリストになる可能性がある」とありますが、その状況というのがどういうものなのか興味あり。



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