インストール
tgz を展開してインストールする rpm を作ってくれた人がいたのでそれを少しいじって(NeXTカナ配列対応)インストール。でも後から出たトラブル解決等のため手動で修正。普通は以下を参考にするとよいかと。
GNOME で IME ステータスウィンドウが飛ぶ問題
ATOK 以外でもそうだけど、GNOME2 アプリの左下に出てくる IME ステータスウィンドウ(「ATOK」とか「かな漢」とか書いてあるやつ)がフォーカスが変わったタイミングなどに変な位置に飛んでいくという問題が。ウィンドウを動かしてやると元に戻るもののうざすぎ。
そもそも ATOK X の場合 ATOK パレットがあるのでこんな中途半端な表示はいらんということでこれを消す方向で調べていたところ、見つけたのが /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client で Htt のリソースで設定する方法:
#gtk2アプリの左下ステータスウィンドウを消す #かわりにKDEで日本語入力できなくなる?? echo "Htt*disableStatusArea: True" | /usr/X11R6/bin/xrdb -m
試したところこれでいけました。そしてKDEでは日本語入力できなくなりました。。。でも KDE は ATOK と相性がキツいので使わないつもりなのでこれでよしとする。X のリソースですが、後から変更は効かないようです。atokx_client に書かないとだめっぽい。
今上のリンク先みたら "Htt*disableStatusArea: True" じゃなくて "*disableStatusArea: True" に変更されてる。これだと何かいいことあるのかな? 後で試してみよう。。。
KDE と ATOK X の相性
今のところ以下の問題を確認しています。
- ATOK の未確定文字列が編集先のフォントと違うフォントで表示される(k16とか)。
- kde-control-center でデフォルトの over-the-spot を on-the-spot にすると(当然)本来のフォントで表示されるようになるが、未確定文字列内で意図しないカーソル移動や文字入力が発生し(「あいうえお」と書こうとすると「ああいうおええ」みたいな感じになってしまう)まともに入力できない。
- "Htt*disableStatusArea: True" で ATOK の IME ステータスウィンドウ表示を抑止すると日本語入力が全くできなくなる。
ちなみに 2番目の on-the-spot の問題は SuSE Linux 9 などではパッチが当たっててなおってるらしいです。