かぜぐすり

僕が飲んだのは新ルルA錠です。漢方成分は入ってません。新ルルA錠ゴールドの方はベラドンナアルカロイドが入ってますが。

クニミツの政」で問題になっているインフルエンザ脳炎・脳症との関連が指摘されているのは、解熱剤として使用されている成分の一部。厚生労働省ではインフルエンザにはそのような成分を含む薬を使用しないように告知しています。

こないだの風邪でルルを飲んだのは、新ルルA錠の解熱剤成分アセトアミノフェンは安全との情報があったからです。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/0105/h0530-4.html より:

(3) 一方、日本小児科学会では、平成12年11月、インフルエンザに伴う発熱に対して使用するのであればアセトアミノフェンが適切であり、非ステロイド系消炎剤の使用は慎重にすべきである旨の見解を公表した。

一般的に漢方薬には副作用がないとか合成化学薬品は体に悪いとかいう話が流布していたり、一部市民運動系の人たちには漢方薬信仰みたいなのがあるらしいですが、でたらめな話です。

漢方薬の研究者は昔から「薬の作用と副作用は表裏一体で漢方薬についてもそれは同じ」と言ってきたはずですが。。。だいたいトリカブトみたいな毒草だって研究してるんだから副作用がないなんて口が裂けても言えないはず。症状を見て適切な薬を適切な量だけ処方しないとマズイのは漢方でもそうでなくても一緒。

買ってはいけない』に関しては「食品安全情報blog id:uneyama」のうねやまさんがまとめたサイトが参考になります。