あいかわらず集中力がとぎれがちでなかなか本が読めてないんだけど。
- 『メイキング文化人類学』([ISBN
- 4790711021]):図書館で借りて半分くらい読んだ。文化人類学の誕生と発展を重要な文化人類学者の業績をたどりながら解説した本。フィールドの記録がダーウィンの博物学的記述からどうやって今の文化人類学的な記述になったのかを明らかにすべく、ボアズ、マリノフスキー、グリオール、ミード、ベネディクト、レヴィ=ストロース、ターナー、ギアツ、ロザルド夫妻の足跡を追っていく、という本(だと思う)。ミードのところはデレク・フリーマンによる批判にも触れていますが、フリーマンが騙されてない保証はないとか言ってミードを擁護気味。フリーマンの二つ目の検証本は未だに邦訳されてなくて読んでないのでなんとも(一つ目は『マーガレット・ミードとサモア』(ISBN:4622036460)でこれは読んだ)。
- 『DEATH NOTE(8)』
- さらわれた粧裕タンがどんなひどいことをされてるかと期待、じゃなくて心配してたんだけど無事だった模様。でも PTSD になってるみたいな描写があって気になる。死神もう一匹出てくるのかー。まあこのくらいしないとライト側は強すぎるのかなぁ。それはそうとライトの亭主関白ぶりがひどい。つーかミサミサ怒れよ!
- 『俺と悪魔のブルーズ(1)』
- アゴゲンの平本アキラがこんなシリアスなマンガを書くとは。アゴゲンでもこういう絵柄の絵を描いてたけど。偉大なブルーズマン(らしい)、ロバート・ジョンソンをモデルにした物語。怖いけど続きが読みたくなる話。
- 『ブルマーの社会史 ― 女子体育へのまなざし』([ISBN
- 4787232428]):宮台真司がブルセラ学者なら高橋一郎はブル学者。そのブル研究(といってもフィールドワークじゃなくて歴史社会学的な)をまとめた本。日本でブルマーが普及していった過程の話まで読んで読みかけで放置中。