『論座』5月号に Winny について山口英氏の記事

ひろみちゅの記事目当てで買ったら、山口英氏の談話が載っていました。たった一ページで情報セキュリティ政策全般についての話がメインですが、内閣官房・情報セキュリティ補佐官としての立場から、官房長官の「Winny 使わないで」会見の意図も説明していました。

官房長官の「ウィニーが持つリスクを正しく認識できない人は使うべきではない」と国民にお願いしました。こうした呼びかけが、選択の自由を保障する考え方からすれば乱暴なのは承知していますが、あえて幅広く注意を喚起することで短期的な効果を狙ったものです。

情報流出について新たに罰則規定を設けることには慎重で、談話は

「情報管理原理主義」に偏り、政策・業務のクリエイティビティー(創造性)が犠牲になるとしたら、それは「行政改革」の本旨に反することになるのではないでしょうか。

との言葉で締めていました。