RSSに全文入れるとか入れないとかコメントを入れるとか入れないとか

これまた乗り遅れのネタだけど、全文入れたい派は RSS を構造化 HTML として利用したいってことだろうな。XHTML の普及も、下々の者が valid かつ意味論的に正しい HTML を書くようになる事も期待できない以上、RSS でラップした HTML というのは唯一の希望かもしれない。

でもねー。更新通知システムとして RSS を利用する立場からすると母屋を乗っ取られた感はあるよね。元々更新通知としては実装が楽な反面無駄が多い(更新してない記事のデータも含んでるし)ところに付け込まれるのかもしれない。どーせ冗長なのを更に冗長にしてもたいして負荷は変わんないっしょ? それにこのブロードバンドの時代にたかがテキストデータが倍や三倍になったって誰も困らないって、って。まあそりゃそうだ。

で、一方でそんなのはユーザ(feedを受け取る側)が選択できるようにしたらいいのにという話もあって、それはそれで正論なんだけど、そういうのを聞くとかつて山本和彦氏が mew-dist だったかどこかで何かの機能を入れる入れないが議論になった時に「どうせ最後はオプションにしろって言うんでしょ! ふんっ!」みたいにツンデレしてたのをおもいだしたりしなくもなかったり。

僕的には更新通知システムとマシンリーダブルなラップされた HTML と二つの方向に分化すればいいんじゃないかと思う。更新通知のほうはもっときめ細かにイベントマスクを設定できるようにしてさ、あらゆるユーザニーズに応えられるようにしようぜ!

イベント名 意味
entryAdded エントリが追加された
entryDeleted 既存のエントリが削除された
entryChanged 既存のエントリの内容が変更された
entryAccessed 既存のエントリにアクセスがあった
entryBookmarked 既存のエントリがブックマークされた
commentAdded 既存のエントリにコメントが追加された
commentDeleted 既存のコメントが削除された
trackbackAdded エントリにトラックバックが追加された
trackbackDeleted エントリへのトラックバックが削除された
entryCriticized エントリが批判された
entryAged エントリが 2ch に晒された
commentsFired コメント欄が炎上した
authorLoved 著者が読者に好意を抱かれた
authorsHeadHit 著者が何かの角に頭をぶつけた
adventOfCelebrityOccurred コメント欄に有名人が降臨した
blogNotFound ブログが消滅した