みえないものがみえてしまう

buyobuyo さんからトラバ。

飛蚊症は僕も経験あるんだけど、と思ったらなんか少し違うな。

「こんな感じのもの」ということだけど、そう、こういうのも視たことはあるけど、もっとこう、無数の鋭い光点がうにょうにょーって駆けめぐるようなのかと思っていた。無数っていっても多くて数十個くらい。個々の光点は流れ星の如くすぐ消えていくんだけど、また新しいのが次々と出てきて、症状がおさまっていくにつれて新しいのは出なくなる感じ。そういう症状を小学生のころから、年に一回あるかないかくらいの頻度だけど経験してて、これを飛蚊症だと思い込んでいたのだけど、どうも違うようですね。。。

ということで真面目に調べてみたら、やっぱり飛蚊症とは違うっぽい。どうもこれみたいだ。

//en.wikipedia.org/wiki/blue_field_entoptic_phenomenon">Blue field entoptic phenomenon (Scheerer's phenomenon):ギザギザの軌跡を描いてすばやく動く小さな明るい多数の光点として見える。 青空など均一な青い光の下でもっとも視認しやすい。 黄斑の周囲の網膜上の毛細血管を動く白血球によって起こる。 血管中にははるかに多数の赤血球が存在しており青い光の下では筋状の暗い影を落としているはずだが、これは視細胞の順応によって除去されている。 白血球が通過したとき急に光が透過するためにその部分が相対的に輝いて見える。 1920年代には神智学において、ヨガのプラナの概念に関係した「生気粒子」と解釈されたこともあった。

wikipedia:内視現象

ちょ、、、それなんて武装現象? バオー・ブルー・フィールド・エントプティック・フェノメノ みたいな。*1

飛蚊症との見え方の違いは Wikipedia 英語版にわかりやすく書いてあった。

Scheerer's phenomenon should not be confused with phosphenes or "floaters" (muscae volitantes). Scheerer's phenomenon is distinguished by the appearance of multiple, identical-looking bright dots that follow each other rapidly along the same path.
(試訳: シェラー現象を眼内閃光や飛蚊症と混同してはいけない。シェラー現象は、複数同一の形をした明るい点が、素早く同じ経路を辿って互いを追いかけるように動いて見えることで区別される。)
Blue field entoptic phenomenon (Wikipedia 英語版)

飛蚊症で目の前に浮かぶホコリみたいなやつはそれぞれ形が違うし、決まった経路を辿らずにふわふわ浮遊するから、上で強調されているような特徴で区別できると。今まで見たのが決まった経路を辿っていたかどうかいまいち自信がないけど、今度出たら注意して見てみよう。。。

飛蚊症と違って特に健康上の問題と関連するようなことは書いてないんだけどどうなんですかね。