人喰いの大鷲トリコ、どのくらい進んでるのかいまいちわからないのだけど、少しずつ懐いてきたトリコが言うこときいたり空気読んで助けてくれたりするようにはなってきました。
マップの謎解きは今のところ変にいじわるなところはなし。迷う所ではナレーションでヒントが出る親切設計。ナレーションは大人になった主人公の回想という形で入ってくるのでお節介感なく映画のワンシーンを演じてる気分で聞けます。
立体的で入り組んだマップなので自分がマップ全体のどのへんにいるのかいまいち把握できなくて、あの場所へ行く、みたいな目的意識を持って進むというよりは、とにかく仕掛けが出てたら作動させて前に進む感じ。ICOもワンダと巨像もそうだったけど、高所作業多いです。苦手な人は注意。
トリコの生き物っぽさは、見た目の質感や細かい仕草、自律的に行動する部分もよくできていると思います。犬や猫に似ていながらも巨大生物らしさがあり、親しみやすさと得体のしれなさのバランスが絶妙です。人間との距離感も近すぎず離れすぎず、野良猫みたいな感じでリアル。
巨大な生物がそばにいて、高低差の激しいマップを探検する、というシチュエーションなので、上下方向の視線移動が必然的に多くなるのですが、カメラワークが映画的というか、コントローラーの操作にリニアに応答しないところがあって、ちょっと難あり。あわてずのんびりプレイするほうがいいゲームみたいです。
というか、そもそも横長の画面で視界が制限されてる感じが強いのが辛い… こういうゲームこそVRが向いてるのかもしれません。PSVR対応アップデートとかあるかなー。
まあ、このゲームのためにPS4買った甲斐はあったと思えるだけのものはありました。随分待たされたし、危うくPS3買わされるところだったけど…
(初出: facebook)