クリスマスに100万円以下のプレゼントなんてありえない!!

女性諸君! 今年もいよいよクリスマスシーズンに入ろうとしているわけだがいかがお過ごしであろうか。街の装いも華やいできたこともあり、そろそろ彼氏におねだりするプレゼントの品定めなどしていることあろう。しかしちょっと待って欲しい!!

諸君が本当に欲しいのはプレゼントそのものなのだろうか? むしろプレゼントを通じて彼氏の愛の深さを確かめたいのではないのだろうか? といっても、高価なプレゼントをおねだりして彼氏を困らせたりしないように、などということを言いたいのではない。

むしろその逆だ。報道によれば女性が男性に期待するクリスマスプレゼントの平均価格は4万6千円とのことだが、そんなものでいいのか? そんな男性が風俗に行けば二時間くらいで飛んでいく程度の金額で本当に愛を確かめられるのか? 単純な物欲に目がくらんで大事なことを忘れてないか?

ではどれだけの金額なら愛を確かめられるのか? これはなかなか難しい問題なので少し遠回りして考えてみよう。恋する諸君の常識的な考えとしては博愛よりも愛が大きいということは論を待たないところであろう。どこかの見知らぬ誰かの方が目の前の自分より大事だというのではお話にならない。博愛に人はどれだけの金額を出せるだろう? 私に言わせれば100万円は出せるはずだ。

というのも私自身この5月に国境なき医師団にそれだけの額を寄付したからだ。*1 ATMから振り込めば数字が変わるだけで淡々と手続きが終わると思っていたのだが、最近は振込金額の制限が厳しいため結局現金で引き出して郵便局に手で持っていくことになり若干狼狽える場面もあった。さすがに帯の付いた札束を手にするとビビるものだが震える決心で見事指定口座に振り込んできた。閑話休題

そういうわけで一介のサラリーマンがどこかの難民のために100万円出せるのだ。愛する女性のために出す額がたったの4万6千円とはまるで偽善者以下ではないか。女性諸君! そんな安物の愛に甘んじてはいけない。今すぐこの記事を印刷して彼氏に突きつけ要求するのだ。100万円以上のクリスマスプレゼントを! それに難色を示すような彼氏とは今すぐ別れるべきだ!

そして男性諸君! 彼女に対する愛がどれだけのものか考えて欲しい。100万円のクリスマスプレゼントができるほど愛しているかどうか。いや、考えるまでもあるまい。実際に100万円を現金で実際に手にしてみればわかることだ。その金を失った時の事を想像してみるといい。手のひらに汗がにじみ震えさえ来ることだろう。そして次は彼女を失うことを想像してみて欲しい。どうだろう? 震えは来るだろうか?