「瑠璃の不倫生活」というキーワードの是非でもめてるようですが、僕はまだはてな市民権ないので投票できません。しょうがないので意見だけ書いておきます。僕は消極的賛成。要するにわざわざ消す必要もないという立場。
まず一般論として、はてなのキーワード機能は WikiPedia みたいな世界規模の公共性をもったものではないと思うので、はてな市民のニーズと運営者側の資源の制約とのバランスで消すなり残すなりすれば良いと思います。今回の場合キーワード作成ガイドライン違反になるかは微妙なところですが、微妙ならば現時点で資源を圧迫していない限りわざわざ削除する必要はないと思います(が、資源が不足してきたら優先的に削除されてもかまわないと思う)。微妙というのは、ガイドラインの 2 と 4 (「公序良俗」と「第三者による言及可能性」)に違反しないかということ。
まず 2 の「公序良俗」ですが、この規定がそもそも何のためにあるのかがよくわからないので判断しづらいです。はてなに道徳的な秩序が必要だからなのか、はてなキーワードがゾーニングの対象にならない公共領域にあるため、はてな内外に迷惑がかかるのを危惧しているのか。前者なら運営者及びはてな市民がどんな秩序を望むか次第でしょう。後者なら不倫という単語自体は問題ないと思うし、リンク先のサイトの内容についてはサイトの入り口でもわかりやすい形で警告してあるし、キーワードの解説でもそれを引用してあるので不意打ちを防ぐという意味でのゾーニングはできているので問題ないと思います。
つぎに 4 の「第三者による言及可能性」は、たぶんキーワードの私物化を防止するための規定でしょう。公にされたサイトでネット上ではそれに言及する人がいるとしても、そんなサイトはいくらでもあるわけで、それを無制限に登録してよいかというと資源の制約とのかねあいで一定の制限は必要で、はてな内でのニーズを反映した形で制限するが望ましいと思います(まさかランダムに消すというわけにもいかないだろうし)。随時投票で必要性を問うというやりかたでもいいとは思いますが、個人的には、
- 資源が逼迫した時点で、削除するキーワードの数を決める。
- はてな内でリンクしている人が少ないキーワードから削除対象に。
- 残したい人が一定数以上いれば投票を行う。
- 得票数が多いものから一定数のキーワードは存続して、それ以外は削除。
というのがいいと思います。