「はしご問題」(その2)

ガキ共にネットを与えるな! などという言葉が頭をよぎる今日このごろ。風野氏の参与観察の続きを見て。すごく疲れてショックなこともたくさんあるけれど、小学生のことを嫌いになれない!! (泣) *1

ところで、改めて「はしご禁止」のディテールを見ると [id:rna:20040617#p2] で考えた話は関係なさそうな感じ。信じたくないけどやっぱり所有権と考えるべきなのかな。山形浩生氏がこれを「友達権」と称して「著作権の話と見事なアナロジーができそう」と言ってた意味がやっとわかった気がする。友達(JASRAC)の友達(ミュージシャン)と友達になりたい(作品の提供を受けたい)なら JASRAC を通さなきゃだめってことかな。。。

でもミュージシャンの場合は JASRAC と契約があるから自前でライセンスできないんだけど、友達関係ってそういうものなの? アイドルが芸能事務所と契約するようなもん? でも「はしご禁止」は自分の知らない人と自分の友達が交際することまでは禁止してないから微妙に違うような。友達権の場合互いに相手を所有しあう対称性があるからそこまで禁止すると自分の首を絞めちゃうってことなのかな?

(追記) 詳細不明ですが鈴木謙介さんによると「発達心理学的には割とよくある話」らしいです。google:発達心理学+友達 したら子供は持ち物を共有できないという話が。これはよく聞くな。しかし友達はモノか? まさか人とモノの区別がつかない脱社会的(以下略。識者のコメントが欲しいところ。


*1: ©高遠菜穂子。そういや例の本まだ読んでないや。