もう一点、「都合のよすぎる」話。
2ch で運動(いわゆる「祭」)が起こって、それが誰かに圧力を感じさせたり世の中に影響を与えたりする時、圧力を感じる側は「2ch の一部の人」とは思わないわけです。実際動いているのは一部でも、いざとなればその「一部の人」に協力しうる大量のユーザが背後に控えていると思うから圧力を感じるわけです。2ch という場を愛し、日頃 2ch を盛り上げている人たちは、本人にその気があろうとなかろうと、圧力を感じる側から見れば「一部の人」予備軍として頭数に入れられてしまっていて、結局「一部の人」の運動の成功に貢献してしまっているわけです。
ブレーキのきかない自動車にガソリン入れて整備して(でも決してブレーキは直さない!)いつでも「一部の人たち」が乗れるようにメンテナンスしてるのは「大多数の人たち」という構図。
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- *1既に、2ch等で出回っているんですが。 それでぼくが実にその文章の中で気になる点は、というか松浦氏と2ちゃんねらーの一部の人との対立で気になる点は、著作権についての考え方です。 松浦氏はその文章の中で著作権を「つじつまが合わなくなってきている」と言っています。これはエイベ ......" rel="nofollow">[雑感]歴史と倫理のきしむ場所
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