[id:rna:20050130#p2] より。
抗生物質は細菌の細胞内での活動を邪魔して細菌を殺したり増殖できなくしたりします。抗生物質は毒にならないように人間の細胞の活動は邪魔しないようになっているのですが、ウィルスは人間の細胞を騙して自分の複製を作らせることで増殖するので、ウィルスの増殖も邪魔しないということになります。ウィルスの構造は細菌とは全く違う(そもそも細胞ではない)ので抗生物質がウィルスに直接作用することもありません。
自アンの科学力をテストする箱 で、科学常識このぐらいは――目安作り、文科省乗り出す の、
これが難しいという人が多かったので再掲。