emacs で SCIM から日本語入力出来ない件、ATOK X ならいけるかと、ちょっと努力して ATOK X をインストール。ポイントは、
- SuSE には /etc/rc.d/init.d がないので、/etc/rc.d/init.d/atokx とかを /etc/init.d/ に移動する。spec ファイルでシンボリックリンクを貼るところも注意。
- SuSE には /etc/rc.d/init.d/functions がない。daemon 関数のかわりに startproc コマンドを使う。killproc 関数のかわりは killproc コマンド。
- 例によって LANG=ja_JP.eucJP で httx を動かす。LD_PRELOAD は不要らしい。
- ~/.xim を適切に書き換える。GTK_IM_MODULE=xim に(デフォルトは scim)。atokx_client は起動するのではなく . で読み込む。
ATOK X は無事使えるようになったのだが、やはり emacs に日本語を入力できない(漢字だけ? ひらがなカタカナは大丈夫)。ぐぐったら似たような症状を訴える外人さんがいたけど、解答は得られてないみたい。
色々試したけど keyboad-coding-system が utf-8 だと入力できなくなる(固まる)みたい。euc-jp とかだと文字化けするけど固まりはしない。FC2 の emacs ではそんなことはないのでバグっぽい。
試しに emacs の最新版(cvs 版 22.0.50.1 mule 5.0)をビルドして ATOK X から入力してみたらちゃんと入力できた。何も設定しないと「\( ´∀`)/」が化ける問題とかは残ってるけど。
ところで -with-gtk でビルドすると GNOME のキーボード設定(ctrl の位置とか)が効くようになって便利かも。スクロールバーとかもかっこよくなる(テーマも反映される)。