南京事件の現場となった南京城とその周辺の地図を Google Maps で作ってみました。場所のスケールを実感するのを目的に作ったものであまり書き込んでませんが、南京城の範囲と国際安全区の範囲がわかるようにしてあります。*1
赤い範囲が南京城内、その中の青い範囲が国際安全区です。現在と当時では地形や道路の位置が若干違うようですが、大まかな地形は変わってないものとして、秦郁彦『南京事件』の「南京略図」を参考にして作成しました。
なお、南京には当時20万人程度しかいなかったと主張をする人がいますが、20万人というのは国際安全区(上の青い範囲)の推定人口です。詳しくは、二十万都市で三十万虐殺? ( 南京事件−日中戦争 小さな資料集) を参照して下さい。
*1:南京市の範囲も描こうと思ったのですが見にくくなるし、表示が重くなって見るのも描くのも辛すぎるのでやめました。