吉岡美穂の勇気

今週のスピリッツのグラビアは吉岡美穂セミヌード袋とじ。「すべて魅せます」という煽りは「見せます」じゃないところがポイント。よくある話ですが袋とじ部分の表紙(切らなくても見えるところ)の左乳の斜め下あたりのふくらみが見えるカットが一番いいカット。その他のカットは露出してるけど見えない系。露出している彼女の気持ち、撮影スタッフに見られている*1彼女の気持ちを想像して興奮しましょう。

と、言いたいところですが、見られてるって顔じゃないですねこれ。むしろ見せてる顔。こんだけ隠しといて見せてるつもりでいるというのはどうも。ここから見せるぞ、って勢いが感じられれば挑発的ってイメージも出てくるんだけどそれもない。見えてないということに安心しきっているようで、その中途半端な覚悟に萎える。たかがヌードに勇気や覚悟を求めるのはオヤジくさいと言われればそれまでだが。

しかし、袋とじというのは本来ゾーニングのために使うべきもので、マーケッティングのために使うのはほとんど悪徳商法だと思うのだがどうか。隠してあるものをさらに隠してどうする。

(追記) うかつにも [id:takao-k:20040302] を見るまで気付かなかったけど、女性カメラマンの撮影なのね、これ。納得。女性同士のじゃれあいで、男性読者は蚊帳の外ってことか。


*1:って、どうせニップレスとか付けてるんでしょうけど。