ホームレスと生活保護、とか。

[id:rir6:20050804:1123103502] について。

「ホームレスは生活保護を受けられない」のではなくて、本来受けられるけど運用がおかしいというのが実態では?

断片的な知識しかないので間違ってるかもしれないけど、実際に生活保護を受けている人が少ないのはホームレスの人が自ら選択してるとか制度を知らないとかもかなりあるんじゃなかったっけ。

図書館問題については、風呂に入れるのに入らずに悪臭放ってる人については権利が多少制限されるのは自己責任。公共施設の禁煙化と同じ理屈でいいと思う。風呂に入りたくても入れない人が出るのは福祉政策上の問題で図書館問題とは別に手当てが必要。二つをリンクさせるなら図書館がシャワー室の予算を申請して議会で問題になってそれをきっかけとして市民が福祉政策に目を向ける、とかそういう展開にもっていくのを希望。

あと、知る権利云々の話があるけど、本よりエアコン目当ての人が多いんじゃないかなぁとか思ったり。とにかく本筋は生活保護をなんとかしよう、ってことでしょ。

他者に対する想像力なんてのは「普通はない」を前提に制度を作るのが基本でしょ。その上で社会的コストを削減するために啓蒙活動とか教育とかするんだと思う。そっちの方は成果が出るまで時間がかかって、せいぜい次の世代にはちょっとマシになるって程度だから、そればっかりアテにできるものではありません。