コメント欄の a 2ch user さんへ。
それに対する「一緒にするな!」という反発。これは団体を擁護したいというよりも自分を擁護してるんであって、帰属よりもむしろ独立の方向へ向かう意識のような気もするんですけど、これもやっぱり帰属意識って事なんですかね。
まず、そのくらいの量の文章(元のエントリよりも長い!)をやりとりするつもりならどこかにブログ立てましょう。はてなでもいいし。「名無しさん」の作法*1を捨てて、自分も逃げ隠れできない形で他人から突っ込まれるリスクを背負うこと。「独立」ってそういうことじゃないでしょうか。
「2ちゃんねらー」がなぜ 2ch に愛着を持っているかというと、それはスレや板での日々の交流、時には祭にも参加したり、電車男の心配をしてみたりとか、そういう楽しいひとときの記憶があって、かつ、そのような体験が 2ch ならではのものだと思っているからでしょう。
そしてそれは「モナーを愛する」と称する一部の行き過ぎた人たちも同じはずです。その人たちは、ひょっとしたらあの日あの時あのスレで一緒に盛り上がった人たちかもしれない、自分を癒してくれたあのレスを書いた人かもしれない、そう思わないのでしょうか?
匿名だからこそそういう可能性を拭いきれないはずなのに、都合が悪くなると他人扱いして「一緒にするな」ってあんまりじゃないですか? そういうところが帰属意識は帰属意識でも「都合のよすぎる」帰属意識と言われる所以なんですよ。
実際、自分が罵倒した名無しさんが実は知り合いだったなんてことはあるわけです。気付いたときは血の気が引きますよ。僕なんかはそういうのがストレスになることもあってだんだん 2ch に書き込まなくなったわけですが、2ch に残ってる人たちはそういうことは考えないか、考えても気にならないか、あるいは考えないようにしてるんだろうなぁ。
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- *2既に、2ch等で出回っているんですが。 それでぼくが実にその文章の中で気になる点は、というか松浦氏と2ちゃんねらーの一部の人との対立で気になる点は、著作権についての考え方です。 松浦氏はその文章の中で著作権を「つじつまが合わなくなってきている」と言っています。これはエイベ ......" rel="nofollow">[雑感]歴史と倫理のきしむ場所
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