チベット危機関連でいわゆる「抗議行動」とはベクトルの違う運動についてご紹介。どちらも昨日のエントリ聖火リレー、日本ではどうする?のコメント欄で教えていただいたものです。
「聖火リレーでチベットを応援しよう」オフ会
2ch大規模off板で話し合われている企画で、4/26の聖火リレーの沿道でチベットの旗をふったり、FREE TIBET! と叫んだり「合法的な自己表現」をするOFF会だそうです。
テンプレなどを見たところでは「抗議行動」というよりは穏当な形で世論にアピールすることを強く意識したもののようです。まとめサイトには「このサイトはチベットを応援するサイトです。中国批判を行うサイトではありません」という文言が随所にあり、当日やってはいけないこととして「不謹慎なコスプレ(チベット僧・人民服・喪服・軍服など)」が挙げられています。
もっともコース図には「チベットへの弾圧に抗議しよう!」と書いてあったり、意志統一がとれているわけでもなさそうで、個々人に委ねられた「合法的な自己表現」がどういう方向になるかは未知数なところもあり。
善光寺でチベット暴動犠牲者追悼イベント
4/13夜に長野の聖火リレーの出発点でもある善光寺にて「チベット問題を考える長野の会」の主催で「月以降の一連のチベット暴動で犠牲になった、漢民族を含むすべての人々を悼むイベント」があります。
主催者の公式サイトなどが見つからなかったので新聞報道より。
善光寺敷地内の仲見世通り北側にある駒返り橋周辺で、午後5時半から7時まで、150個以上のろうそくをともし、追悼の意を示す光の文字を夕闇に浮かべる計画。チベット人の人権問題改善を支援する諸団体でつくる「チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン」(東京)がこれまでに把握したという犠牲者数約140人を基にした。当日は、参加者が自由に書き込める和紙製のメッセージカードも用意するという。
国宝の本堂や国重要文化財の山門周辺の「境内」は火気厳禁のため、開催場所は駒返り橋周辺。聖火リレーのコース脇に当たる。
13日に善光寺でチベット暴動犠牲者を追悼 (信濃毎日新聞[信毎web])