ライブ行ってきました

中西準子氏の第一回口頭弁論行ってきました。開廷20分程前から一般用待合室で待っていると、なんと中西氏と弁護人がやってきてびっくり。もっと驚いたのは待合室に5〜6人いた傍聴希望者はみんな中西氏のファン(?)だったこと。ていうか、みなさん研究者とかそういう関係の人たちのようで、いきなり名刺交換大会に。つられて僕も名刺交換してしまいました。その後も何人か待合室に来ましたがみなさん中西氏に挨拶して名刺交換という流れに。原告側の支持者はどこ? って感じ。

開廷すると傍聴席には10人ほどの傍聴人。あとでわかったのですがジャーナリスト二人以外は全員中西氏を応援しにきた人たちでした。原告側はというと、なんと本人が来てなくて弁護人一人しか来てませんでした。どうなってるんだ一体。

裁判は書面の確認、双方で話し合うつもりがあるか確認、次回の日程の調整、とサクサク進んで10分程で終わりました。話し合いについては、原告側はその気なし、被告側は原告側が訴訟を取り下げる気があるなら話し合うということで、どうしても争うことになりそうです。次回については裁判長の提案で「うちとけた感じで話せるように」ということで法廷ではなくラウンドテーブルのある部屋(傍聴可)でやることになりました。

途中裁判長が傍聴席に向かって「今日は多いですがみなさん関係者か何かでしょうか」と尋ねる場面が。傍聴人が事件の内容を把握しているのかどうか気になったようで、なんなら双方に事件の概要を説明してもらいましょうか? という話になったのですが、中西氏が「ホームページを見て集まった方で内容は把握しているはず」という主旨の事を伝えたので、それはなしということに。

閉廷後はロビーで中西氏側の弁護人が傍聴人の皆さんに今回の裁判について解説してくださいました。裁判長が傍聴人を気にしていたのは事件を知らずたまたま傍聴しにきた人がいるのならせっかくなのでサービスしようということだろうとのこと。ラウンドテーブルでというのは、法廷だと裁判官の威圧感で話し合いしにくいけど、かといって裁判官室で非公開の話し合いというのも公開裁判の原則から言って望ましくないので、その中間的な形として考えられたものだそうです。ラウンドテーブルでは裁判官は法衣を着けずに当事者と同じテーブルを囲むのだそうです。

『環境リスク学』にサインしてもらいました。

どさくさにまぎれて中西氏にサインもらっちゃいました。てへっ。「横浜地裁にて」というのがなんだか生々しい!

というわけで、次回は 7月15日 (金) 10:30 905号室(予定)です。部屋は変更になる可能性もあるので事前に要確認とのこと。

追記: なぜ横浜地裁?

最初「公判」と書いていましたが、apj さんから「公判」は刑事裁判の用語で民事訴訟の場合は「口頭弁論」が正解とのご指摘を受けました。お詫びして訂正します。名誉毀損は刑事もあるのでここを間違えたらまずいですよね。大変失礼しました。

さて、その apj さんのブログにこんな記事が。

名誉毀損民事訴訟は原告の住んでいる場所の裁判所でやるのが普通なのに、京都にいるはずの松井氏がなんで横浜地裁で裁判してるのか? というお話。ちょっとした罠みたいな話で、こういうところからも弁護士主導で作りだした訴訟だというのがわかるのだとか。

ていうか apj さんって水商売ウォッチングの中の人でしたか!
色々大変そうですが頑張って下さい (;´Д`)