OpenOffice.org 1.1.1

今更ですが OpenOffice.org 1.1.1 日本語版をインストール。日本ユーザ会ビルドは rpm にはなってないけど、よくできたインストーラがついてくるので問題なし。昔の 1.0 は日本語設定が面倒だったし、Ximian 版 1.0.3 は日本語(ていうかIME)がまともに使えなかったりであれでしたが、1.1.1 はすんなり動いてそのまま使える感じ。ATOK X も基本的に問題なく使えてます*1

PDF出力機能はかなり使えそう。僕はワープロ嫌いなので大抵の文書は XHTML で書いてるんですが、印刷用に PDF 入校とか要求されると結構困ります。以前 FOP を使って XHTML→XSL-FO→PDF って変換で対応してみたのですが、レイアウトの調整がなかなかうまくいかなくて苦労しました。こういう微調整は WYSIWYG でやらないと効率悪すぎ。今後は OpenOffice でやってみよう。

フォントについては xfs-xtt で使っているフォントはデフォルトでは利用できません。が、ja.openoffice.org の説明に従って設定したら使えるようになりました。でも(やはり) MS ゴシックとかのボールド/イタリックが使えません、と思ったら東風もダメだ。これはPDF出力もダメ。うーん。ただし、Word 形式で保存したものは Word で見ればボールド/イタリックが正しく表示されます。

あと、些細なことですが ATOKIME ステータスウィンドウ(「あ連カナ漢」とか表示されるちっちゃいウィンドウ)がかなりウザいです。X 用のアプリだとウィンドウの下に出てくるのが多くてこれもウザいんだけど、OpenOffice は常にカーソル位置の直下に出てくる(そのくせカーソル移動だけではウィンドウは移動しないのでどかそうと思うとキーボードに触れないといけない)のでウザさ倍増。スクロールしたときにステータスウィンドウの陰になってた部分が一部再描画漏れしたりするのも気になる。ATOK X の場合 ATOK パレットがあるから不要なので、オプションで切れないかな。もっとも、これをオプションで切れるアプリというのも見たことないんですけど*2

*1:インストーラ起動中に ATOK パレットがあらぬ場所に移動して、しかも元の位置に戻せないという症状が発生したけど、パレットのサイズ変更(▼ボタン)を一回やったら元に戻った。

*2:Mozilla についてはあまりにウザかったのでパッチ当てて表示しないようにして使ってます。